デリケートなブラジャー。
買ったばかりなのに、洗ったら型崩れしてしまった・・・なんて経験ありませんか?
型崩れしたブラジャーは、バストの形そのものにも影響してくるので、もう使えません。
型崩れの原因は、ブラジャーの洗濯方法にあるんです!




今回は、ブラジャーの型崩れの原因や、型崩れしやすいブラジャーを洗濯する際の注意点を・手洗い編と・洗濯機編に分けてご紹介していきます。
Contents
ブラジャーを洗う頻度って?洗わないとどうなるの?
型崩れの原因は、洗う頻度にも関係しているってご存じですか?
貴女はブラジャーをどのくらいの頻度で洗っているでしょう。
実は20代~30代の女性100人に、アンケート調査をした結果、意外な結果になったんです。
1位→毎日洗う45人
2位→2日に一回洗う 32人
3位→3~4日に一回洗う 15人
4位→一週間に一回洗う 6人
5位→10日に一回洗う 2人
毎日洗う人は、45人と全体の半数以下。
意外と少ないのではないでしょうか。
毎日洗う派の意見としては、
洗う派の意見
- 肌に直接触れるので、汚いと気になる。
- ショーツと一緒にセットで洗うから。
- 汗もかくし毎日洗うのが当たり前だから。
- リストタグ
- リストタグ
などと、衛生面から当たり前となっている方が多いです。
そして、毎日は洗わないという半数以上の人にも話を聞くとこんな意見が!
洗わない派の意見
- 本当は毎日洗いたいけど、型崩れしそう・・・
- 毎日洗うと生地が傷みそう。
- 毎日ブラジャーは変えるけど、3~4枚溜まってからまとめて手洗いするから
洗わない派は、衛生面は気になるものの、毎日洗うとせっかくのブラジャーが傷むのでは・・・という意見。
また、毎日変えるけどまとめて洗濯派は、ブラジャーを汚れたまま置いておくということになりますね。
どちらが正解だと思いますか?
実は、ブラジャーを型崩れさせたくないなら断然、毎日(毎回)洗うのが良いんです。
ブラジャーはデリケートな衣類ですから、洗うと型崩れするんじゃ・・・という気持ちはわかりますが、正しく洗えば型崩れはしません。
それよりも、汗や皮脂がついたままブラジャーを放置してしまうと、生地が傷み劣化するんです。
生地が傷むと、変色の原因にもなりますし、傷んだブラジャーは型崩れもしやすいです。
衛生面も形も綺麗に使いたいなら、毎日洗うように心掛けましょう!




ブラジャーを洗う前に確認しよう!
ブラジャーを購入したら、どのブラジャーも同じように洗っていませんか?
洗う前の準備を怠っていると、せっかく手洗いしても型崩れする場合があるんです。
型崩れと色落ちはできるだけ避けて綺麗に使いたいですよね。
ブラジャーを洗う前に次のポイントに注意してみてください。
タグをきちんと確認しよう
洋服を買う時には、サイズや自宅で洗えるのか、素材は何を使っているのか、タグをきちんと確認する人が多いです。
しかし、何故か下着を買う時は確認しない方が多いです。
基本的に下着は洋服と違い、家で洗えないということはありません。
ですが、素材によって使う洗剤が違ったり、水温が違ったりしますから、洗濯しようというときに始めてタグを確認すると間に合いません。
購入する時、購入して自宅でタグを切るときなどにきちんと確認してください。
ストラップ・パット・ホックなどを確認しよう
洗濯する前に、ブラジャーを洗濯に適した形状にしておきます。
ストラップやパットは外せるタイプなら外して別に洗いましょう。
ホックを外してしまうとブラジャーが色々な形に動いたりねじれたりしてしまうので、ホックは絶対に付けて洗濯します。
色柄もので分ける
色や柄の濃いブラジャーと、無地のブラジャーは分けて洗濯しましょう。
真っ白のシャツと青いジーンズは一緒に洗わないと思いますが、ブラジャーも同じです。
特に購入後、初めて洗濯をすると多少の色落ちがあります。
色移りを防ぐためにも、洗う順番は白いブラジャー→淡い色のブラジャー→濃い色のブラジャーとしましょう。
洗剤の選び方
ブラジャーの洗剤を選び方はものによって違います。
タグを確認して「中性」と書かれているもの、シルクやウール素材のものは中性洗剤を使いましょう。
中性表示のブラジャーに、酵素系や弱アルカリ性の洗剤をを使うと、生地を傷めますので避けてください。
素材が綿や麻や合成繊維であれば、弱アルカリ性洗剤になります。
弱アルカリ性洗剤に蛍光漂白剤が入っているものは色ムラになる可能性がありますから、よく洗剤を溶かしてから使ってください。
最近は下着洗濯用の洗剤なども出ていますが、使用する場合は成分を良く確認してくださいね。
塩素系漂白剤は生地を傷めますので、使用を控えましょう。
また、柔軟剤は肌ざわりが良くなるので下着への使用はおすすめです。
しかし、ブラジャーの生地によっては柔軟剤を使えないこともあるので、良く表示を確認してください。
洗剤を良く溶かす
良い洗剤を選んでも、量や使い方が間違っていると台無しです。
適量を良く溶かしてから使用しましょう。
手洗いでは特にすすぎが甘く、洗剤がブラジャーに残ってしまうことがあります。
生地が傷んだり色ムラになったり、長い目で見ると型崩れの原因にもなりかねません。
ブラジャーを洗う時に洗剤を振りかけるのではなく、事前に水やお湯にきちんと溶かしてから使うのが、おすすめですよ。



型崩れを防ぐ!正しいブラジャーの洗い方・手洗い編
ブラジャーを面倒くさがらずに、きちんと手洗いしている方は、型崩れや生地の傷みに気を付けていることかと思います。
しかし、せっかく手間をかけて手洗いしているのに、正しい方法で洗えていないと型崩れしてしまう可能性も・・・
手洗い時に必要なものや正しい手洗いの仕方から干し方までを順番に説明していきます。
ブラジャーを手洗いする時に必要なもの
・洗濯桶
ブラジャーをまとめて洗う方は、少し大きめの洗濯桶があると便利です。
一枚ずつ洗う方は洗面器でも代用できますが、ある程度のスペースがある方が洗いやすいです。
また、すすぎを沢山行わなければならずに大変なので、毎回手洗いするのであれば洗濯桶を用意するのがおすすめですよ。
・ブラジャーに適した衣類用の洗剤
衣類用中性洗剤だと大きな失敗はないですが、上記で説明したようにブラジャーの素材によっても洗剤は変わります。
中性表示のもの・シルクやウール→中性洗剤
綿や麻や合成繊維→弱アルカリ性洗剤
となります。
・柔軟剤(適量)
ブラジャーの洗濯表示を確認して、柔軟剤が使えるものでしたら、お好きな香りの柔軟剤を用意しましょう。
ブラジャーは直接肌にあたるものですから、柔らかくつけ心地の良い洗い上がりになる柔軟剤はおすすめです。
・水(適量)
高温で洗うと縮みやすい生地もあります。
かといって、冷水だと手が冷たく洗うのが大変だと思いますので、30度くらいのぬるま湯がおすすめ。
30度はシルクなどの縮みやすい生地を傷めずに洗える温度です。
お風呂の残り湯は衛生面や汚れをとる観点から考えると、できるだけやめた方が無難です。
新しい水を使うようにしましょう。
・脱水用のタオル(1~2枚)
ブラジャーを脱水するのに、ふきんのようにしぼったりするのは絶対にNG。
吸収性の高いタオルを1~2枚用意してください。
ブラジャーを包み込めるように、少し大きめのものが使いやすいですよ。
正しいブラジャーの手洗い方法
洗濯桶に水をはり、洗剤を良く溶かします。洗剤の量は洗剤のパッケージに書かれている表示通りにしてください。
まずは、外したブラジャーのパット部分から洗いましょう。軽く握り優しく押し洗いをしてください。
次にブラジャー本体を、桶の中で優しく揺らすように洗います。カップ部分は型崩れしないよう、特に優しく押し洗いしましょう。
水を何度か入れ替えて、ブラジャーに洗剤が残らないようにすすぎます。すすぎ洗いは念入りに行いましょう。
すすぎが終わったら、桶に新しく水をはり、柔軟剤をいれます。(ブラジャーによっては使えないので注意)
3分ほどたったら、再度すすぎ洗いをします。すすぎ終わったら乾いたタオルでブラジャーの水分をとりましょう。タオルで包みトントン軽く叩くようにすると、型崩れを防げます。
これで、洗いから脱水までの手順が終わりましたので、後はブラジャーを干すだけです。
干し方のポイント
ブラジャーの干し方にも注意したいポイントがあります。
まずは、シワや型崩れを防ぐためにも脱水したらすぐに干してください。
ブラジャーは乾いてしまってからは、形を変えるのが難しいです。
濡れているうちに、カップの形をきちんと整えて干しましょう。
風通しの良い日陰で、陰干しをするのもポイントです。
また、ストラップ部分をハンガーに引っ掻けてほしたり、カップ部分を挟んで干したりしていませんか?
ストラップ部分は濡れたブラジャーの重みで伸びやすいですし、カップ部分を挟むとどんどん型崩れしてしまいますから絶対にやめてください。
洗濯後のブラジャーは、伸びにくいアンダー部分をピンチハンガーで挟んで、逆さまにして干しましょう。
また、左右のどちらかに片寄って挟んでいると、型崩れの原因になるのでバランス良く干してください。



ブラジャーの正しい洗い方・洗濯機編
ブラジャーは手洗いと洗濯機どちらが良いか?と言うと圧倒的に手洗いになります。
しかし、忙しい女性の皆さんは毎日毎日手洗い・・・という訳にもいきませんよね。
そこで、洗濯機でも極力、型崩れのダメージをふせぐ方法や注意点をお伝えしていきます!
ブラジャーを洗濯機で洗う時のポイント
洗濯機に入れてしまえば、後は洗濯機に任せることになります。
ですから、ブラジャーを洗濯機で洗う時は、洗濯機に入れる前が重要なんです。
・必ずネットにいれる
ブラジャーをそのまま洗濯機に入れてしまうと、他の洗濯物とひっかかってレースが破ける・ワイヤーが曲がる・生地が伸びるなど悪いことだらけ。
型崩れ防止を防ぐには、必ず目の細かい洗濯ネットに入れて洗いましょう。
目が細かくてもセーターやYシャツを洗うような大きいサイズのネットはNGです。
大きなネットは、中でブラジャーが動くので型崩れ防止効果が薄まります。
ブラジャー専用の小さくて丸い立体状のネットがありますので、必ずそちらを使いましょう。
・洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め込まない
洗濯物を沢山入れた洗濯機の中でブラジャーを洗うと、他の洗濯物に押し潰されて型崩れしやすいです。
少しもったいないかもしれませんが、ブラジャーを洗う時は洗濯物をなるべく少なく!が鉄則です。
洗濯物が余裕を持って動けるくらいの量にしましょうね。
・手洗いコースを使う
最近の洗濯機には、標準コース・お急ぎコース・手洗いコース・抗菌コースと様々なコースのボタンがついていますよね。
ブラジャーを洗濯する時におすすめなのは手洗いコースです。
しかし、洗濯機によって手洗いコースの表示が違います。
手洗いコース・オシャレ着洗いコース・ソフトコース・ドライコースなどの名前がありますが、どれを選んでも構いません。
これらのコースは、標準コースよりも優しくゆっくり洗ってくれます。
逆にお急ぎコースは、スピーディに洗うために標準よりも強い力で荒めの洗濯になる洗濯機もありますので使わないようにしましょう。
・乾燥機は使わない
「ブラジャーの正しい洗い方・手洗い編」でも説明しましたが、ブラジャーは乾く時に形が決まってしまいます。
形を整えてから陰干しするが正解で、乾燥機で動かされながら乾くのは良くありません。
また、乾燥機のような高熱で乾かすと、型崩れのみならず縮みの原因にもなりますから絶対にやめましょう。




洗濯しても臭う時はどうすれば良い?
お気に入りのブラジャーを正しく洗って陰干ししたら、、、何だか臭う。なんてこともありますよね。
臭いというのは雑菌から来ていますから、汚れがとれていなかったり、乾かす過程で菌が繁殖しているんです。
肌に直接つけるブラジャーに菌がいるなんて嫌ですよね・・・
臭いがする時は一体どうすれば良いの見ていきましょう。
ブラジャーは毎日洗う
まずは、毎日ブラジャーを洗うようにしましょう。
ブラジャーを一日しかつけていなくて汗もほとんどかいていない、だからまとめて洗う。
という方は要注意です。
汗や汚れが少なければその時は、雑菌はいません。
しかし、それをお風呂に近い脱衣所や湿度の高い場所に放置していると、どんどん菌が増えてしまいます。
ブラジャーに菌が繁殖してしまうとなかなか洗濯しても臭いがとれません。
その日使ったブラジャーはその日のうちに、せめて次の日など早めに洗いましょう。
ブラジャーの臭いには洗濯用固形石鹸を使う
中性洗剤は皮脂汚れが落ちにくいので、夏の暑い日や特に汗をかいたという日は、洗濯用の固形石鹸を使うのがおすすめです。
石鹸といっても体を洗うように、ごしごし直接ブラジャーにこすりつけてはいけませんよ。
まったりと泡をたてて、泡でやさしくブラジャーを洗いましょう。
ブラジャーの臭いには重曹を使う
ブラジャーに限らず、ふきんやバスマットなどの臭いとりに効果的なのが重曹です。
重曹は食用のものもありますので間違わないように。
ドラッグストアなどで掃除用コーナーから選びましょう。
ぬるま湯に重曹を良く溶かして、洗濯前のブラジャーを20~30分つけおき洗いします。
すすぎを良くしてから、洗濯をしましょう。
洗濯用固形石鹸を使えば更に臭いがスッキリ取れます。
ブラジャーの臭いには酵素系漂白剤を使う
酵素系漂白剤は臭い取りの効果もあります。
40度くらいのお湯に酵素系漂白剤を良く溶かして、1時間ほどつけおき洗いします。
シルク素材のものは液体の漂白剤、それ以外のものは粉末の漂白剤がおすすめです。
一番大切なのは、購入後ブラジャーに雑菌をなるべく発生させないように、こまめに洗うことです。
石鹸や漂白剤や重曹は臭い取りには効果的ですが、あまり使いすぎるとブラジャーの生地の傷みの原因になります。
毎回毎回、使うのではなく、特に臭いが気になった時だけにしてください。
臭いが取れたら、また臭いをつけないように予防に気を付けてくださいね。



洗い方を守ってお気に入りのブラジャーを長持ちさせよう!
いかがでしたか?
正しい洗い方や干し方などお手入れ方法がわかると、ブラジャーを綺麗に保つことができます。
可愛いブラジャー、お気に入りのブラジャーを衛生的に綺麗に使えますし、節約にもなるので一石二鳥ですね!



この記事を読んだ貴女は今日から、ブラジャー洗濯の達人です!
今まで安いブラジャーだったから仕方ないと諦めていた人。
高いブラジャーは型崩れが怖くてあまり使えていなかったという人。
正しい洗濯方法で、お気に入りのブラジャーを好きなだけ着けてくださいね!