理想のバストを目指して、日々バストアップのためにマッサージや体操、筋トレ、食事など頑張ってるけどなかなか効果がでない…
ひょっとしたらあなたもそんな風に思っていませんか?
実はそれにはテストステロンが関係しているのかも!?テストステロンを制する者はバストアップを制する!今回はそんなテストステロンについてのお話です。
テストステロンって何?
そもそも、テストステロンって何でしょうか。あまり聞きなれない言葉ですよね。
女性には殆ど馴染みがないのでは?
ポイント
それもそのはず、テストステロンとは英語で「testosterone」、日本語に治すと「男性ホルモン」のことなんです!
男性ホルモンといえば、どの様な作用をするホルモンなのかは大体お分かりですね。男性の二次成長期の「声変わり、ひげが生える、体つきがガッチリする」といった変化は、このテストステロンの多量分泌によるものなんです。
ですから、ひげやすね毛が濃かったり、筋肉質であったり、性欲が旺盛だったり、とても男性的である男性は、このテストステロンの分泌が多いということになります。
テストステロンは単に男性的な特徴がでるだけではなく、精神を安定させる効果、やる気や活力が出る効果、ストレスを緩和させる効果などもあります。
また、テストステロンが増加すると脳の記憶をつかさどる海馬の働きが良くなり、記憶力が上昇するそうです。
体の健康を維持するだけでなく、頭まで良くなるなんて、なかなか優秀なホルモンですよね!
では、女性には、このテストステロンは全くないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません!
テストステロンは人のもつ基本的なホルモンになりますので、男性の5~10%程と少なくはありますが、女性の体内にもちゃんと存在しているんですよ。




テストステロンはバストアップに効果あり!女性ホルモンとの関係性。
テストステロンが多い男性は、ひげが濃かったり、男性的であるとわかりましたね。
では、テストステロンが多い女性は貧乳で毛深い。逆に少ない女性は巨乳でムダ毛がない。ということなのでしょうか?
答えはNOです!単純に、テストステロンが少ない方が女性にとって良いとは言えないんです。むしろテストステロンは、バストアップにとって不可欠なものなんですよ!
実は、女性にとっては不要と思われがちなテストステロンですが、体の中でエストロゲンというホルモンに変換されるんです!
そうです。このエストロゲンこそが、女性らしいバスト作りには欠かせない「女性ホルモン」なんです!男性ホルモンが変化して女性ホルモンになるなんて不思議ですよね。
ポイント
エストロゲンの効果は「女性らしいグラマーな体を作る、髪や肌の潤いを守る、妊娠しやすい体作りをしてくれる」などがあります。
女性にとっては喉から手が出る程、欲しい!という嬉しい効果ですよね。正にエストロゲンは、女性版「モテ」ホルモンと言えるでしょう。
しかし、このエストロゲンを出すためには、まず男性ホルモンのテストステロンを出さなくてはいけません。
テストステロンが全く出ないと、エストロゲンも出ないといった悪循環が起こり、ホルモン異常が起こります。
これでは、ホルモンの分泌がまだほとんど行われていない二次成長期前の子どもと同じような状況になってしまうんです。
テストステロン、エストロゲンが共に少ない方は、バストだけでなく、くびれがなかったり、お尻もペッタンコだったりと所謂、幼児体系になってしまいます。
テストステロンはあるが、エストロゲンが上手く分泌されていない方は、身体的に男性的な特徴が多く見られます。肌の乾燥が気になる、薄毛になることも考えられます。
テストステロンよりも、エストロゲンが活発に分泌される方は、女性的特徴が多く見られます。しかし、筋力がつきにくくスタミナがなかったり疲れやすいといったことも。
テストステロンとエストロゲンがバランス良く出ていると、男性のようなスタミナや活力に溢れ、身体的には女性的な特徴が多く見られます。
このようにテストステロンとエストロゲンのホルモンバランスが保たれていると、女性らしい健康な体でいられるのです。
基本的にテストステロンが良く分泌されていれば、エストロゲンもきちんと正しい分量で分泌されます。
注意ポイント
しかし、無理なダイエット、食事制限、睡眠不足、過労など、体に悪いと言われることを続けると、この二つのバランスが崩れてしまうのです。


どうすれば沢山分泌されるようになるの?
では、このテストステロンを多く分泌させるにはどうしたら良いのでしょうか?
効率良く分泌させるには、運動が一番です。
しかし、ハードな運動を毎日やるのは逆効果。週に2~3回程度のそこそこの運動がテストステロンの分泌には良いんですよ!
どういうことでしょうか?
注意ポイント
実は、ホルモンは一度作られれば良いという訳ではなく、分泌と消費を繰り返しているんです。せっかく作られても、急激に使いすぎるとすぐになくなるということです。
例えば、自分の身の丈にあわない激しい運動を一回する(10キロ走るなど)と、それにより大量のテストステロンが使われてしまいます。その数値が元に戻るのまでには、1~2ヶ月かかる!なんてことも
テストステロンの消耗を防ぐためには、体力を全て消費させるような激しい運動ではなく、軽い筋トレのような体力を作る運動を心がけましょう♪絶対に無理は禁物ですよ!
また、食事でもテストステロンの分泌を高める事ができます。
まず、おすすめしたいのは、なんといっても良質な動物性タンパク質!良く聞く<必須アミノ酸>という成分ですね。
ポイント
筋肉をつけたい男性が鶏のむね肉や生卵、プロテインなんかをとっていますが、それと同じイメージで大丈夫です。
筋力増加はそもそも、男性ホルモンの典型的な役割ですからね。同じタンパク質でも、野菜や豆類などの植物性タンパク質には含まれていないので、「テストステロンを増やしたい!」という目的で摂取する場合は気を付けてくださいね。
次に、血液サラサラ効果で知られる<硫化アリル>を多く含む食品。玉ネギや長ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどの精がつきそうな食べ物ですね。
女性にはちょっと臭いが強く、日常的には取りにくいものが多いのが難点です。
玉ネギは熱を加えると臭いが全く気になりませんのでお味噌汁や、野菜炒めがオススメ♪
注意ポイント
逆に糖分が多く含まれる食品、炭水化物はテストステロンを減少させてしまうので、取りすぎには注意してくださいね!
質の良い睡眠を心がける
運動と食事により増えたテストステロン。これをきちんと分泌させる為には、睡眠がとても重要な役割をします!
何故なら、テストステロンだけに限らずホルモンというのは、起きている時よりも寝ている時に多く分泌されているからです。
ポイント
ホルモンのうち七割以上が、寝ている時間帯に分泌されているという研究結果もでている位なんです!
勘違いしないで欲しいのが、睡眠時間の長さよりも睡眠の質のほうが大切だということ。
スマホを見ながら眠りに落ちてしまったり、テレビや電気をつけたままの明るい部屋で寝ていたりしませんか?
このような睡眠をしていると、眠りが浅くなり、せっかく作られたホルモンの分泌が減ってしまいますので、注意が必要です。
眠りにつく30分前には電気を消して、リラックスできる音楽を聞いたりと安眠できる状態を作りましょうね。
睡眠中にバストを支えてくれるナイトブラなんかも、簡単に安眠効果を上げてくれるので、オススメですよ♪




サプリメントを上手く活用しよう!
「運動や、食事、睡眠が何よりも大切なのはよーくわかったけれど、忙しくてそんなに色々気を配れない!」という方もいますよね。そんな方は手っ取り早くサプリメントを飲むというのも一つの手です。
しかし、テストステロンが多く含まれたサプリメントは、主に男性向けのものですので、女性には強力な男性ホルモンが作用する可能性も。
また、ホルモンバランスの変化により生理不純などの体調不良を引き起こすことも考えられます。
実際にサプリメントを飲むのに抵抗がないアメリカでは、女性も飲むことを前提としたテストステロン配合サプリというのが販売されています。
しかし、日本では女性用のサプリメントでテストステロン入り!と宣伝しているものはまず見ないので、オススメはできません。
ここでもお伝えしましたが、自然に作られたテストステロン(男性ホルモン)は、女性の体の中でエストロゲン(女性ホルモン)に変わりますよね。
ですから、サプリメントでとる場合は男性ホルモン系のものではなく、最初から女性ホルモン系のものを選びましょう。
サプリメントには用途に合う様々な成分が含まれていますので、エストロゲンだけが過剰に多くなりバランスが悪くなるといったことはないですよ。
エストロゲンが沢山含まれており、よくサプリメントになっているものは、「プエラリアミリフィカ」という豆科の植物です。プエラリア配合のサプリメントといえば、バストアップサプリメントとしては定番中の定番。
プエラリアには、エストロゲンが多く含まれているだけではなく、プエラリンという成分も含まれています。このプエラリン、バストアップでも有名なイソフラボンが大豆の40倍も含まれているんです!これは、かなり期待できそうな成分のオンパレードですね!
しかし、いくらサプリメントが手っ取り早く、効果が出やすいといっても、10代の若い世代の方にはオススメできません。
まだ成長期にある方は、ホルモンの分泌がとても盛んですので、サプリメントを使うと過剰摂取になってしまうこともあり得ます。
注意ポイント
副作用もありますので、ホルモン系のサプリメントは、二十歳を越えてからの使用をオススメします。




まとめ
今まで様々なバストアップ方法を試してきたにも関わらず
「全然効かなかった。」
「私は遺伝で胸が小さいから仕方ない。」
「きっと男性ホルモンが多いんだ。」
と、育乳に悩んできた方へお聞きします。
今回、それを改善する道筋が見えた!と思いませんか?
まずは、食事や運動に気を付け、テストステロン、エストロゲンの二つのホルモンを良く分泌させる。
その上で、体に負担がかかるようなことはせずに、ホルモンバランスを整える。
この土台がきちんとできた時に、今まで試してきたバストアップ方法を併用してみましょう。
今までの貴女は例えるなら、睡眠時間を毎日二時間しかとらないのにも関わらず、枕や布団を変え、「どうして疲れをが取れないんだろう!」と考えていたにすぎません。
それは、根本から間違っていますよね?睡眠時間を七時間にするという土台を作れば、良い枕や良い布団などは更に効果を高めてくれます。
バストアップにも同じことが言えます。土台がしっかり出来上がってから行うバストアップ体操、マッサージは今までの2倍も3倍も優れた効果を発揮することでしょう。

